お参りを終えて、次の目的は「牡丹鍋」書いている小説の主人公が貴船に誘われ、阿吽の呼吸で了解するシーンがあり、これ、誘う方も誘われる側も「行く」「行かない」ではなく、何か違う会話でそれが表現されるようになっている。これも私が考えたのではなく、登場人物たちが勝手に話していた。ボスママやその不愉快な仲間たちが「嬉しいという言葉を使わずに喜びを表現したい」と言っていたけれど、こういう感じかなと思った。このセリフを書いたのが昨年年末、ふふふ、私の方が先に書けたわ。まあだからどうってことはないんですけどなんとなく。


貴船には料理旅館や食事処がたくさんある。この看板は新しそう、でも白くなっている部分は閉業したお店だろうか。かと思うと新しいお店があったりと、貴船は魅力的だけれど季節営業はご苦労が多いのかしらと思った。

奥宮からちょっと下ったところに「料理旅館ひろ文」があった。「ひろふみ」ではなく「ひろぶん」らしい。どこにも書いてないが、サイトのドメインがそうなっていたのでわかった。文芸コース卒、元ITなのでこれくらいは。私も鬼女なんだろうなあ、いざとなると色々ほじって晒しちゃう、怖いわと思った。


玄関に続く石階段。道路挟んでお食事処はあるが、どうも雰囲気出ない。登場人物たちは宿のお座敷で牡丹鍋を食べたはず、だったらどんな感じか確かめてみたい。昔何度かお座敷で食事をしたが、何もかもぼんやりとしか思い出せない。それに食事のシーンは書くか書かないかまだわからないけど、知っておくというのは大切。なぜなら…

というのは企業秘密だから教えないわよ。知りたければ寒竹先生の授業を受けるか藝術学舎の講座に申し込んでね。来年度は大学でも先生の授業増えるのでは、お忙しいところ色々でさらにお忙しくなるだろうな。私のせいですね笑!頑張ってください^ ^


思わず石段を上がって玄関まできてみた。中をみてみたいなあとウロウロしていると、中居さんが出てみえた。これこれこう言う訳でお座敷をみたいとお願いしたら「どうぞ」って。私ってほんと図々しい、お忙しいのにすみません。ありがとうございます!

こちらでお待ち下さいと案内された、中は暖かい。舞子さんや芸子さんの団扇がたくさん飾ってあった。祇園から出張もあるのかな。

部屋に通していただく。お座敷でテーブルに座椅子、まさに料理旅館。そうそう、こんな感じイメージにぴったりだわと喜び独り言ちる。座椅子もいい感じ、嵐の中辿り着いた二人は何を話しすのか、食事してそのあとは。どこまで赤裸々に書くか悩ましい。あまり明け透けなのもつまらない、でもこんな事まで書くの?って感じもいいかも。要検討。というか、フィクションなので勘違いしないようにお願いします。

         
牡丹鍋セット。名物牡丹鍋と懐石っぽい料理がセットになってる。

器の入れ物が二重になっていて、下の段には茶蕎麦もある。お鍋もかなりボリュームがあり、どれもこれも美味しかった!卵焼きのお隣には川魚の甘露煮、鮎も名物らしい。そういえば夏の川床で鮎食べた覚えがある。京都といえば鱧も。そして肝心の牡丹鍋、猪豚は食べたことあるけれど、猪は初めて。食べてずきゅーん!すごい、野生の肉、まさに野趣溢れる滋味の味。これは食べたら精がつきそう、ほんっとにわざわざ食べにきて良かった。しかもイメージ通りのお座敷、多分この部屋は宿にもなるんだろう。ここの方に貴船の泊まりは二人からと伺った。

食事だけなら普通はこちらの食事処でいただくことになるのだろう。窓から景色を眺める。主人公はこの景色をみて何を思うだろう。嬉しいだろうか、哀しいだろうか、多分両方。

縁側的なスペース。洗面室が設えてあり益々いい感じ。主人公がここで身支度をしていると、先生が嬉しそうにそれを眺める。いいじゃない 妄想がパンパンで張ちきれそう。

礼を述べて「ひろ文」さんを後にした。案内してくれたのは中居さん風の方だったけれど、お会計は芸子さんみたいな綺麗な着物の美人。京都の女性の見本みたいな方だった。もちろんイケズもなく親切にしていただき何もかも大満足!時間をみるとそろそろ移動しないと卒業式が。

もう一軒、気になる料理旅館が。まあ正直全部気になったんですけどね。

ここの方にも色々とお話を伺えた。ただし部屋は見せてもらえなかった。必要ならここでももう一度お昼食べようと思ったけれど、宿泊はもちろんお昼も夜の食事も完全予約制だそう。こういう完全予約制の宿というのも良さそう。次来ることがあったらお昼頂いてみたい。

仲よさそうなご家族連れ、男の子えらいわ。ママが偉いんだな。うちなんてもう

川床のない冬の貴船川

川床あるバージョン。

個人的に川床は夜がオススメ。昼は御簾で屋根ないところだと直射日光が暑いので要注意。ということで夜の画像も。どちらも「ひろや」さんサイトのもの。

こんな可愛いお店が。

娘ちゃんが喜びそう。

あちらこちらのぞいていたら、時間が推してしまった。到着予定時刻14:55??慌ててバスに乗り、貴船口駅に戻る。そこからは乗り換えなしで大学に一番近い「茶山駅」を目指す。いよいよ卒業式、あの先生この先生、どんな顔で私を迎えるだろう。学長は?理事長は?それよりまずは急がねば!衝撃のラスト、卒業式、分科会編につづく。